件  名 第3話 「♪夕焼け小焼け〜♪の赤とんぼ荘」(兵庫県・龍野城)
差出人 :近ちゃん
送信日時 :2001/2/20  20:44

姫路からJR姫新線に乗り、本龍野駅で下車し、徒歩で20分程で
龍野公園内に有る国民宿舎「赤とんぼ荘」に着く。
眼下に揖保川の清流、播磨平野を一望に眺め、はるかに瀬戸の島々を
望む絶佳の地に、宿はあった。

朝な夕なに、スピーカーから流れてくるのが、
山田耕筰の美しいメロディーで、
童謡「♪夕焼け小焼けの赤とんぼ♪ 追われ〜てみたの〜ーは♪」

郷土が誇る詩人三木露風の代表作童謡”赤とんぼ”に因んで、
時の鐘として、市民に親しまれているのである。

1年7ヶ月の姫路生活にピリウドを打ち、東京に戻った途端に、
2週間の追加出張があった。姫路市内のビジネスホテルと、
「赤とんぼ荘」を常宿代わりにしたことがあった。

龍野市は、播州の小京都といわれるたたずまいの城下町。
戦国時代には標高210メートルの山上に本丸や廓が有ったが
秀吉の天下統一以降は山麓に生活基盤を移した。
御殿や櫓や門などの建造物が、城内に復元されている。

そうめんの「揖保の糸」を食する度に、脇坂藩の城下の
武家屋敷跡などをそぞろ歩いたことを思い出すので有る。

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