件  名 :第4話  「大石内蔵助の腰掛けた石」(岡山県・高梁城)
差出人 :近ちゃん
送信日時 :2001/2/23  20:44

最初に ちょっと あなたが 旅マニアかどうか チェックします。
「岡山県・高梁」の地名が正しく読めますか?

「おかやまけん・たかはり」・・って、読んだ人は 失格で〜す。
地理的には、倉敷から米子を結ぶ鉄道(JR伯備線)、道路(国道180号線)
で北西方向に50キロメートル離れています。

ここは、小さな城下町だが、こじんまりとしていて、天守閣を含め、町全体が
昔のまんま現存している。  
映画「寅さんシリーズ」でも撮影された由緒ある町である。
近ちゃんも1年位住み着いてみたい町の1つで有る。

山陽本線「倉敷駅」で、伯備線に乗り換え、高梁川に沿って北上していく。
江戸時代は「備中の国」だったので、駅名に「備中xxx」が付いている。

車掌のアナウンス「次は、びっちゅう・たかはし、お忘れ物の無いよう・・・」

えっ! たかはし? 高梁が?

と、言うわけで、最初は近ちゃんも読めませんでした。

私がこの地を訪ねたのは、計算機保守員時代、姫路市に下宿していた時で、
当時の休日となれば、山陽・山陰地方の観光地を駆け回っていた折り、
倉敷から米子へ抜ける「伯備線」の沿線に、鍾乳洞で「井倉洞」と「満奇洞」
に行った折り、標高480mの山頂にある天守閣を見るため、
駆け足観光になり、タクシーで行き帰りをした。

2度目に訪ねるきっかけになったのが、忠臣蔵の物語の中に出てくるシーンに、、
「このお城の引き渡しに、大石内蔵助が登頂した折り、腰掛けた岩」の存在を
知った近ちゃんは、姫路から再び、この岩を探しに行った。
往路はタクシーで、復路は、のんびりと徒歩で下山し、古い町並みを散策した。

高梁城はもともと「備中松山城」と言われていた。
天守閣は昔のままの木造建築物である。国宝史跡である。

備中高梁駅から北・2.5キロメートルの標高480メートルの所にお城が
有ったので、さぞかし昔の人たちは大変だったと思う。

お城もそうだが、城下町の面影が昔のまま残されているところが多い。
土塀に囲まれた武家屋敷や町屋敷、お寺などを訪ねれば、江戸時代に
タイムスリップしてしまう。
江戸文化を継承したのは建物だけでなく、祭りなどの芸能やたべものの文化も
残されており、一度ここを旅した人は、又訪れたいと、誰しも思います。

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